石とMSX松本丈樹ローテク製作記
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高校時代、部活内で「ぷよぷよ」(恐らくメガドライブ版)が流行ってまして、先輩たちの鬼のような連鎖に驚愕した覚えがあります(なぜ部活内でゲームやってんだ。どんな部活だ。という問には黙秘します)。で、ぷよぷよといえばMSX版が元祖なわけで、先輩たちを熱狂させるゲームの元祖とやらをやってみましょうか、ということで購入しました。もちろんMSX版をやる前に、部室でメガドラ版を結構やっていたので、どうしても比較する形での初プレイになったのですが、当時の正直な感想を。今後はあんまり「ぷよぷよはMSX版が元祖なんだ」と言わないようにしよう。だって別のゲームですもの。
以前に書いた「吉田コンツェルン」と同じく、アスキー発売のゲーム製作ツールで、イースのようなアクションRPGを作ることができるソフトです。吉田コンツェルンがディスクドライブの故障と共に使えなくなっていたので、このDante2は真っ先に買いました。しかし時期が悪かった。その頃はもうMSX末期に近く、Dante2を先導すべきMSXマガジンはページ数が減ってもうペラペラの薄さ。載せるべき情報もそれだけになっていたということでしょう。Dante2発売前後には、各ツールの使用法の解説などもあり、当然Dante2で製作した作品募集も行っていたのですが、作品が集まる前にMマガは季刊化、そして休刊しちゃいました。
高校生の時にD&DなどのテーブルトークRPGをやり始めたせいか、昔ながらのストロングスタイルなファンタジー世界の方が好きになっていたので、そんな雰囲気バリバリのこの「ヒーロー・オブ・ザ・ランス」を買いました。原作小説は読んだことはなかったのですが、昨今の原色で肩の防具が不自然にでかい鎧を着た、何故か兜を被らない主人公のファンタジーゲームには辟易していたところでしたので、洋ゲー的なのも良いかなあ、という理由です。確かに登場人物は髭のオッサンやらで、渋い雰囲気全開。ただ女性だけは無闇に露出度の高い服着てました。破傷風に注意。
ソーサリアンといえばMSX後期にMSXファンが成し遂げた奇跡。Mファン内の1コーナー「今月のいーしょーくー情報」内にてMSXへ移植希望ソフトのアンケート結果を発表。首位を守り続けた「ソーサリアン」の移植を実現させるため編集者が交渉し、本当に移植されてしまったというMSXユーザーにとっては伝説的なゲームです。今じゃあ到底ありえない話ですが、こういった劇的な展開があったせいか、MSX後期としては珍しく結構な売り上げがあったようです。私はソーサリアン自体の知識はほとんどなく、名前を聞いたことあるくらいでしたが、そんなに支持されているゲームならと早速購入しました。でも、あんまり遊ばなかったです。
私のMSX晩年は、常にこのソフトと共にありました。長い付き合いです。
グラフサウルスはBit2製作の作画ツール。MSXでCGを描くとなれば、大抵このソフトに落ち着くというくらい完成されていたと思います。機能としては4つのスクリーンモードに対応していて、色化けなどの問題はありつつも自然画モード(スクリーン12)でも描写もできました。また、フォトショップなどと比べるとかなり限定されていますが、背景などを重ねるレイヤーのようなことも可能です。MSXファンと連動してのコンテストなどで、MSX後期のCG隆盛の中心となったソフトといえます。
MSX最後の名作、というと色々と問題が有りそうなのですが、それだけ名作の誉れ高いゲームです。現在、プレステで発売されている「メタルギアソリッド」はこのゲームを本としているのですが、別にそれを理由に自慢したいわけではありません。でもそうしたいくらい面白いゲームだったのですよ。Mマガ永久保存版3に掲載されている製作者小島さんのインタビューにもありますが、派手な演出をしたくてもできない制約が生んだ独自のゲームシステムは、見事という他ありません。さすが、俳句の国の人だもの。
MSXマガジンが製作したシューティングゲームツクールで、「吉田工務店」「吉田建設」に続く第三弾。BASICが中途半端に終わってしまった私のような者にはぴったりの、プログラム知識無しで本格的なシューティングゲームが製作できるソフトです。縦横双方のスクロールが製作可能で、中ボスも登場できます。また製作したゲームは吉田コンツェルンがなくても、市販ゲームのように単独で起動できるのが特徴です。パッケージ販売は無く、TAKERUというソフト自販機でのみ販売されたので、田舎に住む私はTAKERU設置店まで遠出をすることになりました。地方バンザイ。
これだけは私が買ったものではなく、私の兄が買ったソフトです。MSX2+のFM音源機能を生かした音楽ソフトで、私が触れた最初の本格的なツールです。触れたといっても、ただ脇から見ていただけで実際には使っていませんでしたが、とても格好さそうでした。その後、グラフサウルスを買うきっかけにもなったソフトです。唯一このソフトを私が使ったのは、裏技でデザインがギーガー調になるというのを確かめるためだけ。そのデザインも格好良かったなあ。
ウルフチーム製作の3Dダンジョン型のRPGで、綺麗なCGとストーリーが売りのゲームです。ザナドゥで散々、私が求めるRPGを書き散らしたのですが、何故に「アークス」を買っちゃったのか。私にもよく分かりません。今までもそうでしたが、ゲームそれぞれは何にも悪くありません。どうしても自分の望むものと違うゲームを買っちゃう私が全面的に悪いのです。というのも「アークス」にはレベルアップが有りません。私はRPGに着実なる成長を求めています。ダメじゃん。
ソニーから発売されたMSX2ディスク版ではなく、後に日本ファルコムから発売のMSX1ROM版の方です。これまた有名なアクションRPGで、ファンの多いゲームなのですが、正直私には合いませんでした。移植の出来とかは語り尽くされていると思うので、どうして自分には合わなかったのかという、甚だ個人的な内容でお送りしたいと思います。まあ今までもそうだったんですが。
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