石とMSX松本丈樹ローテク製作記
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どうしてこんなに人生を悲観してるのかというと、正直原型段階で全然納得いく出来ではないまま複製せざるを得ないスケジュールで、もう自分の下手さ加減にウンザリ。でも落とすと次回参加できなくなっちゃうので泣く泣く会場入りしたのであります。もう半分自暴自棄で、ちょっとテンション高め。
で、何を作ったかというと、昔講談社モーニングで連載されていた『国民クイズ』の主人公K井K一。単行本全4巻の微妙な感じで、知らない人がほとんどながら、全体主義の本質を突きつける問題作でありながら一級の娯楽作品となっている不朽の名作と、自分を含めて一部に支持され続けている漫画です。なぜこの作品をガレージキットにしようとしたのかというと、作るならこれが自分の中で最上位に位置していたからとしか言いようがありません。でも、全然ダメ。俺がダメ。修行し直して作り直します。ごめんなさい。この世のあらゆる圧倒的なものに対して土下座したい。 あと昔出したバクテリオファージの改良版をプレ販売として少し。これは冬に塗装済み完成品をウジャウジャ出したい第一希望。まーこれは様子見として。しかし寂しい展示風景でしょ。ええ、正直誰にも見てもらいたくなかったのです。まあマイナーな作品だし塗装見本も無いから安心して無視されると思っていたのですが、なんと購入希望の方が。うう、心臓がギュー。お金を出そうとしたお客様に色々言い訳した後に自分から大幅値下げ。くぅ。本当にごめんなさい。他にも期待して来店してくださる方々も少なからずいらっしゃって、本当に不甲斐ない自分に心の十字架をぶっ刺しまくり。あー、造形上手くなりてーなー。 自分のディーラーは最初から収支マイナスなので、冬と同じく友人のディーラーPinky:kkにてPinky:st新作原型を一個担当。あと冬の中国古代戦車や馬着ぐるみとかも。ピンキーブランドはスバラしく、"古代戦車以外"は完売してくれたようです。いやー、私はピンキーのおかげでこの猛暑の夏を乗り越えられそうです。 という感じで終わりです。急ですが。どんどんダークサイドに行っちゃうかもしれないので。
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