石とMSX松本丈樹ローテク製作記
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MSXを買った理由からしてゲーム製作だった私が、遂に待ち望んだものがこの「吉田コンツェルン」。こういったゲーム製作ツールは、大抵制約が多く、要は各パーツの組み合わせ次第でオリジナルっぽいものができますよぐらいのものと思っていたのですが、背景グラフィックから敵の動きまでこだわろうと思えばいくらでもこだわれるシステムで、買う前からああしようとかこうしようなどテンションが上がりまくりでした。購入後早速製作開始。私はモンスターなどのファンタジー世界観が好きなので、最初からモンスターを主人公にしたゲームにしようと考えていたのですが、サンプルゲームの主人公がドラゴン。なんというか、出鼻をくじかれた格好です。まあいいと、とりあえず縦スクロールで1面を製作することにしました。私はなぜか小さい頃から、怪物というと目玉と血管の組み合わせのものというイメージがありました。正直我ながら気色悪い限りで、何かトラウマでもあるんじゃないかしら、と心配してしまいますが、とにかく1面のデザインは目玉と血管だらけです。ああ気持ち悪い。
気持ち悪さはともかく、自分が頭の中でしか実現しなかったことが、実際ゲームという形になっていく気持ちよさは格別です。私の場合、ゲームバランスどうこうより、敵がどのように登場し、どう攻撃してくるのかといった演出ばかりに凝るほうで、いかにプレイヤーに印象付けさせるかといったことを考えるのが最大の楽しみでした。そして1面がおおよそ製作でき、テストプレイをしてみようと製作したゲームを立ち上げてみると、なぜか画面にはカラフルなカラーバーのようなものが。「おや?」と思いもう一度立ち上げ直しても同じ現象。どうやらユーザーディスクが壊れてしまったようです。なんと今までのデータが全て消滅。ぐう。まあバックアップを取っていなかった自分が悪いと言い聞かせ、今度はバックアップをとっておくぞと心に決めながら、新たにユーザーディスクを製作しようとマスターディスクを立ち上げると、なんとまたカラーバーが。え、こっちも?いや、ちょっとまてよ、と他のディスクを立ち上げてみるとどれも全く読み込みません。そう、壊れていたのは本体のFDD。とても悲しい事実です。とにかく我がMSX2+を修理へと送り出しました。 すっかり直って帰ってきた本体を前に、「もしかしたらドライブが壊れていただけで、吉田コンツェルンのユーザーディスクは大丈夫かも」といった希望が胸に去来。早速試してみましたが、やっぱり例のカラーバー再登場。やっぱり無理かと、マスターディスクからユーザーディスクを作ろうとしたのですが、やっぱりカラーバー。もしかしたらドライブ直ってない?と思い他のソフトを立ち上げてみると普通に立ち上がります。つまりドライブと共に、吉田コンツェルンの全てが葬り去られてしまったということですか。そうですか。わーん、ドラえもーん。 というわけで、なんとか次回のMSXマガジン永久保存版に「吉田コンツェルン」を入れてもらえないですかね。凄いやりたいんですよ。今から思い返しても悔しくて悔しくて。
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この記事に対するコメント
コンツェルンをやるために自分も2+を買いました。
授業中もせっせとノートにゲーム製作のアイデアをまとめていたのが懐かしいです。
| 2009/06/04 10:33 AM
管理者の承認待ちコメントです。
- | 2011/05/03 7:22 AM
管理者の承認待ちコメントです。
- | 2011/08/30 9:27 AM
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