石とMSX松本丈樹ローテク製作記
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ソニーから発売されたMSX2ディスク版ではなく、後に日本ファルコムから発売のMSX1ROM版の方です。これまた有名なアクションRPGで、ファンの多いゲームなのですが、正直私には合いませんでした。移植の出来とかは語り尽くされていると思うので、どうして自分には合わなかったのかという、甚だ個人的な内容でお送りしたいと思います。まあ今までもそうだったんですが。
いつごろ買ったのやらさっぱり覚えていないのですが、きっとMSX2+を買ったのと同時期ぐらいだったのでしょう。先に言っちゃうとそれくらいの印象なのですが、曲がりなりにも名作シューティングのMSX移植作です。しかもMSX1対応です。そういった意味ではすごい事です。で、ゲームとしては面白いのかというと、まあ技術的にどこまで頑張ったかというのと面白さは別ですから。本物と見紛うばかりのSFXを使った大作映画であっても駄作はあるわけでして。
右手中指にマメができてしまいました。なんとも不甲斐無いことです。
この前のサイクロプスの製作中には、右手の親指、人差し指、中指の皮膚は分厚く装甲を固め、なんならナイフの一本も受け止められるんじゃねえかなんて無茶な妄想をするほど、すっかり戦闘用になっていました。しかし作業が細かいディティールの彫刻や、表面処理が中心になり、荒仕事が減るとすぐに普通の皮膚に戻ってしまいます。それで今回のこのザマ。いやあ情けない。怠けすぎですな。こりゃ。多少荒仕事が減ったところでもビクともしない安定した装甲を手に入れるにはあと何年かかることでしょうか。早く天然改造人間になりたい。
MSX2+と共に購入したシュミレーションゲーム。あまりにも有名な「大戦略」のユニットを、兵器から怪物に置き換えたようなゲームです。他機種では続編が作られ、綺麗なグラフィックやら凝った効果でとても面白そうなのですが、このMSX版の趣はくせになります。今の子供たちにこのゲーム画面を見せたら、きっと失笑されるでしょうが、私は「子供には分かるまい」と敢えて言いたいです。
昨日のアクセス解析を眺めていたところ、どうやらMSX関連最大手サイトである「Baboo!JAPAN」に登録していただいたようです。私はまだブログを始めたばかりで、MSXに関する内容は個人的な思い出話だけなので、MSXを使った制作活動を始めるまでは広報活動は行わないつもりでした。そんな未熟者の当ブログですが、どなたかがBabooにページ推薦を行っていただいたようで、大変ありがたいことでございます。正直、色々な方々に喜んで読んでいただける内容であるかどうかについては、まだまだ先は長く、1年くらい続ければ、なんとか暇つぶし程度の内容になるのではと考えております。ですので是非長い目で見ていただき、ふと気が向いたときにでも冷やかしに来てくだされば幸いです。もし当ブログに、おいしいラーメン屋の話や、ペットの写真などが載っていた場合は、「おいおい、それは違うだろ」ツッコんでやって下さい。万が一、時事問題に批評家ヅラした薄い意見を書いていた場合は、甘やかさずに見捨ててやって下さい。
土日を無為に過ごしてしまったため、全く進んでいません。
造形という根気のいることしてる癖に、堪え性の無い私は、現在のような先の見えてこない状態が一番嫌いです。完成する気がしないです。毎回なのですが。
MX-101を買って以来、毎年正月前は、年賀状を作るためにMSXを使っていました。最初はカシオ製のワープロソフト付きプリンター(形状としてはプリンター付きワープロソフトですが)。機能としては、漢字が打てて、文字の大きさを変えられる程度。ですからそれで年賀状を作ろうとすれば、普通にやれば文字だけになっちゃいます。なのでもう当然外字なのですよ。イモバンを彫るように、干支の外字をちまちま製作。初めは一文字分のガコガコした干支の絵があって、「賀正」とかあればもう満足だったのですが、毎年毎年どん欲になっていって、年毎に1×2文字、2×2文字、2×3文字と、外字を組み合わせた大きなデザインを作っていきました。今じゃウィンドウズで、CGツールで描いた絵をワープロソフトにのっけるなんて簡単ですが、外字で絵を描くなんてローテクでも、パソコンで年賀状というだけで最先端だった時代もあったのです。
2001年JAF-CON10模型コンテストガンダム部門に出品したもの。なのですが。
写真がいかがわしい仕上がりになっちまったのは、自作の物でも公開すると大人の人に叱られちゃうからなのでご容赦くださいませ。一応素材は寿山石の安物。プラモを買ってきて素組みしたのを参考に、約2ヶ月石を彫りました。コンテストの結果は、一次審査を通過したようですが、結局賞は無し。そのコンテストを見た人に「不思議な塗装をしたもんだなあ」と思った、と後に聞きました。石とは思わなかったそうで、まあ喜ばしいことなのでしょうが、微妙に切ない結果です。私は本気だったのですよ。
いいかげんMSX1じゃあ、もう、アレだあ、とフラストレーション全開の頃にMSX2+を購入。MSX2+は松下、ソニー、三洋の三社から発売されていて、各社それぞれ特徴を出した機種だったのですが、私が選んだのはソニーのHB-F1XDJ。決め手はゲーム製作に特化していて、開発ツールが付属されていたことです。付属のグラフィックツールやスプライトエディタを利用したゲーム製作のハンドブックも付属されていて、買えなかったカシオの「ゲームランドスペシャル」の仇をソニーで討とうという趣向でした。また、HB-F1XDJにはスピードコントロールと連射の機能が付いていて、ゲームで遊ぶのにも便利です。そして私にとっては初のフロッピーディスクドライブ内蔵のパソコンでした。さらばデータレコーダー。あの「ぴーげろげろ」という音も今となっては懐かしい響きです。あとカシオには申し訳ないのですが、”ちゃんとした”キーボード初体験でもありました。消しゴムキーボードにはない、カシャカシャした感覚は気持ちよかったのですが、キーボードの並びがJIS配列になっていたのには「分かりづらい」と憤ったものです。
地道に石を削り続けているのですが、今更ながらの新事実。この石彫りづらい。がっくし。
ヤスリがけや、糸ノコで切っている時には気づかなかったのですが、印刀でガシガシ彫り始めると、この石は巴林石にしては堅い上、削った時の破片が大きく剥がれてしまいます。なので余計な部分まで削れてしまうので、彫るのもドキドキです。細かい作業に入れば、なんとかなりそうな雰囲気なのですが、しばらくは恐々彫らないといけないようです。さらに仕上げの表面処理に一抹の不安が。こういう石の場合、磨いても艶が出ない場合が多いのです。今石を変えて彫り直せば被害は最小限なのですが、飽きっぽい私は同じ作業を繰り返すのはまっぴらなので、一か八かでこのままこの石でいきます。だめだったら、まあ仕方ないっす。
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